人にとって避けては通れない問題「死」を見つめ, 著者の体験したことなど, 様々なケースから死生のあり方, そして, 現代から将来の社会におけるターミナルケアの役割と課題を, 看護の視点より描いた書.

健康問題を含め多用化した状況に対応するには, 情報の整理, 解析が必要. それには, 明晰でわかりやすい図や思考の構造化が全体を把握する上で重要となる. 教育現場に生きる著者が, 独自の方法（帰納法的学習方法）を説く.

病院内において患者と看護師の関係は私的感情から成り立つ関係を超越したレベルの高いものでなければならない. 患者と看護師それぞれの視点を踏まえ, より良い医療に結びつく関係をさぐる書.

臨床看護研究は実践の中に存在するもの, との考え方から, 院内教育に熱心な四病院での研究成果をレポートにし, 事例研究と調査研究に分けてまとめた書. 臨床の場での手引き, 看護教育の教材, 看護観確立のために有益な書.

編者の経験と看護哲学により, 看護の視点からとらえる人間観を分析, 看護アセスメントモデルを作り出し, 更に看護上の問題点の命名を各看護学ごとにリストアップ. 看護問題の表現を具体的に理解しやすくした教師, 学生とも役立．．．

看護の対象である人間について, 多角的に見つめ, その複雑な対象と関わっていくために, どうすればよいか. 看護精神の根本の一つである人間の理解をめざして, 果敢に挑戦した学生たちの卒業論文をまとめた書.