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がん緩和ケアにおける
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がん緩和ケアにおける
胸水・腹水管理

[ 緩和医療 ]

【編集】太田惠一朗 国際医療福祉大学三田病院外科・消化器センター教授

A5 判 ・ 176 頁 ・ 定価 (本体 4,200 円+税) 2010 年 11 月

ISBN: 978-4-88003-842-1

癌の緩和ケアとは,患者と家族を対象とし,がん性疼痛や終末期はもちろんのこと,癌診療のあらゆる場面でそれらを根底から支える医療であり福祉,介護であると考えられます.本書は,様々な癌種の診療過程でみられる胸水や腹水の貯留場面について,その病態,管理および症状緩和につき,幅広く,多面的に論じた一冊.

〈主な目次〉

序文

第1章 総論(癌悪液質の病態)

1.基礎的側面から
 1)はじめに
 2)癌患者と癌細胞の代謝の特徴
 3)悪液質の誘発因子
 4)悪液質誘発因子による悪液質の誘発
 5)蓄積脂肪と筋肉組織の減少の機序
 6)悪液質誘発因子と脂質代謝
 7)悪液質動物における脂肪酸代謝
 8)まとめ

2.臨床的側面から
 1)はじめに
 2)癌の疫学
 3)悪液質の診断
 4)癌悪液質の病態
 5)癌悪液質の治療
 6)まとめ

第2章 癌に伴う胸水・腹水の管理

1.胸水
 1)病態
 2)症状
 3)診断
 4)治療
 5)管理
 6)症状緩和

2.腹水
 1)病態
 2)症状
 3)診断
 4)治療と管理
 5)症状緩和

第3章 輸液による胸水・腹水の管理
 1)発生機序
 2)治療
 3)患者・家族への説明
 4)症状コントロール

第4章 薬剤性の体液貯留の管理
 1)体液貯留をきたす薬剤と発生機序
 2)体液貯留を起こす抗癌剤ごとの対処および患者への説明

第5章 関連した病態の管理

1.心タンポナーデ
 1)概念
 2)発生率と有病率
 3)原因
 4)臨床症状
 5)検査所見
 6)治療
 7)再発後の治療
 8)予後
 9)その他,鑑別疾患
 10)まとめ

2.脱水
 1)はじめに
 2)脱水の定義
 3)水とナトリウムのバランス異常
 4)体液平衡
 5)脱水の診断
 6)脱水への対応

3.浮腫
 1)症例から学ぶ浮腫の管理
 2)浮腫への対応ができる

索引



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