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脳死判定基準
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脳死判定基準
-とくに小児の脳死について-

[ 脳死・移植 ]

【監修】武下 浩  山口大学名誉教授・宇部フロンティア大学名誉学長
     竹内一夫 杏林大学名誉教授
     加藤浩子 有馬温泉病院 (副院長)・元 神戸市立中央市民病院麻酔科 (部長)

B 5 判・112 頁・定価 (本体 3,500 円+税) 2009 年 12 月

ISBN: 978-4-88003-835-3

2009年7月18日, 臓器移植法改正案が衆議院に提出されて, いわゆる A 案が可決された. その内容は, (1) 脳死は人の死と定義し, (2) 臓器移植のドナーとなる際には本人の拒否がない限り家族の同意で可能であり, (3) 提供可能の年齢には制限がないというものである. この案は引き続き参議院で審議され, A 案が可決され改正案は成立した.
1985年の厚生省脳死判定基準作成の背景には, その頃, 日本人が海外に渡航して臓器移植を受ける例が増えて, 外国からの批判が高まり「移植摩擦」と言われる情勢があった. 今回の法改正が大きな混乱なく通過した大きな要因には, 臓器移植は基本的に自国内で行うべきものとした WHO の提言がある.

(後付 「臓器移植法の改正」 より抜粋)

 

〈主な目次〉

第1章 脳死概念の発達
1. 移植医療前から存在した脳死
2. Harvard 大学基準と (旧) 日本脳波学会基準
3. Minnesota 基準と英国基準
4. 米国大統領委員会の基準と厚生省基準
5. 本邦における脳死論議
6. 厚生省基準のマニュアル化

第2章 意識の発達と意識障害
1. 意識に関する最近の知見
2. 小児における意識の発達
3. 小児の不可逆性意識障害

第3章 脳死の病態生理
1. 脳細胞の死
2. 脳の可塑性
3. 脳浮腫
4. 頭蓋内圧亢進
5. 脳死脳の病理像

第4章 脳死による全身の病態生理反応
1. 脳死の全身に及ぼす影響
2. 脳死により生じる各臓器の変化
3. 視床下部下垂体機能
4. 脊髄反射

第5章 小児脳死の原因疾患
1. 小児脳障害の原因
2. 小児脳死の発生頻度
3. 小児脳死の原因疾患の病態生理
4. 小児脳死の特性

第6章 小児脳死判定基準
1. 除外例と前提条件
2. 判定前の望ましい条件
3. 検査項目

第7章 小児脳死判定の補助検査
1. 補助検査と確認検査
2. 脳波と誘発電位
3. 脳循環検査
4. 平坦脳波とは何か, そして脳血流停止とは何か

第8章 長期脳死と脊髄活動
1. 長期脳死の臨床
2. 脳死下での脊髄活動

第9章 小児脳死判定基準の周辺課題
1. 死の概念理解
2. 子どもの終末期医療と脳死判定

第10章 アジア諸国とドイツ, カナダ, スイスの小児脳死判定基準
1. アジア諸国へのアンケート調査
2. 調査結果
3. ドイツ, カナダ, スイスの基準


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