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癌・腫瘍

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がん薬物療法専門医になるには? なったら?
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がん薬物療法専門医になるには? なったら?

[ 癌・腫瘍 ]

【編著】畠 清彦 癌研有明病院化学療法科・血液腫瘍科部長

A 5 判・176 頁・定価 (本体 3,000 円+税) 2007 年 4 月

ISBN: 978-4-88003-795-0

安心してがん化学療法の治療を受けたいと願う患者の期待に応えるため, 日本臨床腫瘍学会のがん薬物療法専門医制度が整備されてきた. これからがん薬物療法専門医を目指す方,およびがん薬物療法専門医に広く読まれ, 役立つ情報を満載.

 

〈主な目次〉

第1章 腫瘍内科学とは ?
1)なぜ必要なのか ?
2)癌研究会有明病院科学療法科のカリキュラムについて

第2章 研修プログラムを開始するにあたって : 乳癌薬物療法
1)研修システム
2)教育の目的
3)教育理念
4)行動目標
5)指導体制

第3章 乳腺領域からがん薬物療法専門医を目指して
1)本邦の乳癌の実情
2)当院での実情
3)乳癌と本邦の腫瘍内科医
4)乳癌薬物療法を行う医師にまつわる2つの専門医
-日本乳癌学会の内科系専門医と日本臨床腫瘍学会のがん薬物専門医の制度の違い-
5)乳癌専門の腫瘍内科医の限界

第4章 消化器領域からがん薬物療法専門医を目指して
1)消化器癌における薬物療法
2)がん薬物療法専門医は必要である
3)薬物療法専門医に求めること
4)専門医になるために必要なこと

第5章 血液領域の指導
1)カンファレンスのあり方
2)血液腫瘍科血液腫瘍薬物療法レジデントカリキュラム
3)学会発表と論文発表

第6章 血液領域中心に学習して
1)がん薬物療法専門医制度
2)がん薬物療法専門医教育における血液領域の役割
3)がん薬物療法専門医制度の血液領域のカリキュラム
4)がん薬物療法専門医のなかでの血液専門医の課題
5)現在の本邦の状況

第7章 原発不明癌
1)疫学と病態
2)原発不明癌の診断
3)原発不明癌の治寮方針
4)原発不明癌プロジェクト

第8章 頭頸部腫瘍領域
1)どのような特徴の腫瘍か
2)どのような薬剤を用いるか ?  どの程度有効か ?
3)どのような場面で用いられるか ?
4)今後どのように進歩するのか ?
5)がん薬物療法専内医はどのような役割を果たすか ?

第9章 呼吸器系腫瘍領域
1)本邦の肺癌診療における化学療法の役割
2)本邦の悪性中皮腫診療
3)呼吸器癌領域診療の問題点
4)今後の呼吸器領域の腫瘍内科医の役割

第10章 婦人科腫瘍領域
1)どのような特徴の腫瘍か ?
2)どのような薬剤を用いるか ?  どの程度有効か ?
3)どのような場面で用いられるか ?
4)今後どのように進歩するのか ?
5)がん薬物療法専門医はどのような役割を果たすか ?

第11章 どう学習していくか ?
1)薬物療法に関する基礎知識
2)標準的治療
3)薬物療法に伴う副作用, その対処
4)Evidence-Based-Medicine 創生
5)緩和医療

第12章 カリキュラム
1)日本臨床腫瘍学会の掲げる研修カリキュラム
2)各施設での取り組み

第13章 大学病院での合格者の役割
1)本邦における臨床腫瘍学教育の現状と改革案
2)千葉大学での試み
3)大学病院と臨床試験

第14章 役割 : がん化学療法におけるセカンドオピニオン
1)今なぜセカンドオピニオンか ?
2)セカンドオピニオンの心構え
3)病理
4)緩和医療, 精神医療

第15章 がん診療連携拠点病院にどうして専門医合格者が必要か
1)本邦のがん政策
2)がん診療連携拠点病院の整備
3)がん薬物療法専門医
4)がん診療連携拠点病院にどうして専門医合格者は必要か
5)専門医制度に思うこと
6)地方病院とがん診療

第16章 抗がん剤の安全管理者としてリスクマネジメントにおける役割
1)血管外漏出
2)投与量や投与内容の過誤
3)患者誤認
4)Infusion Reaction
5)オキサリカチンによるアレルギー反応
6)投与中の嘔気, 嘔吐
7)待ち時間
8)臨床試験におけるリスクマネジメント

第17章 新たな職場としては何があるのか? : 効果安全委員や有害事象観察について
1)施設内での役割
2)効果安全評価委員

第18章 TR から望まれる専門医とは ?
1)臨床試験医の役割

第19章 いわゆるがん治療認定医との関係



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