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新 呼吸・循環のダイナミズム
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麻酔・集中治療のための
新 呼吸・循環のダイナミズム

[ 臨床麻酔 ]

【著】外 須美夫 九州大学大学院医学研究院麻酔・蘇生学分野(教授)

A 5 判 ・ 336 頁 ・ 定価(本体 5,600 円+税)2018 年 2 月 発売

ISBN: 978-4-88003-921-3

章のはじめに“ポイント”として要点を纏め,章立て,文中,図表など,「麻酔・集中治療のための呼吸・循環のダイナミズム」より見直し・修正を含め新しく加筆.呼吸・循環管理の新しい流行を取り入れた最新の「呼吸・循環のダイナミズム」

プロローグ

第1章 序

第2章 呼吸・循環のダイナミズムのオーバービュー
1.ガス輸送の歯車
2.酸素流 O2 flow と二酸化炭素流 CO2 flow
A.酸素流 O2 flow
B.二酸化炭素流 CO2 flow
3.酸素圧分布,二酸化炭素分布
A.酸素圧分布
B.二酸化炭素分布
C.酸素,二酸化炭素の量分布
4.酸素,二酸化炭素の神経性調節

第3章 呼吸メカニクス
1.肺気量分画
A.スパイロメトリー
B.スパイロメトリーによる換気障害の診断
C.クロージングボリューム
2.フローボリューム曲線
3.肺の圧-量曲線(P-V曲線)

第4章 酸素ダイナミズム
1.大気から肺胞までの酸素流
A.吸入気酸素濃度の影響
B.肺胞換気量の影響
C.酸素消費量の影響
D.気圧の変化,高度の影響
E.呼吸停止の影響
2.肺胞から血液循環に移行する酸素流
A.シャント
B.換気血流比(VA/Q)と VA/Q 不均等分布
C.拡散障害
3.血液循環による酸素流
A.血液中の酸素輸送
B.ヘモグロビン酸素乖離曲線
4.血液循環から細胞内に輸送される酸素流
A.抹消毛細血管から組織への酸素流
B.毛細血管から細胞への酸素拡散
C.組織中毒性低酸素
5.ヘモグロビンによる組織酸素分圧緩衝効果
6.危機的酸素輸送量
7.肺・体並列循環の血行動態と酸素ダイナミズム

第5章 二酸化炭素ダイナミズム
1.細胞内での二酸化炭素産生
2.細胞から血液循環への二酸化炭素の輸送
A.重炭素イオンによる CO2 輸送
B.溶解 CO2
C.カルバミノ化合物としての CO2 輸送
D.CO2 乖離曲線と Halden 効果
E.CO2 輸送に対する組織代謝と血流の影響
3.肺胞から大気への二酸化炭素排出
A.CO2 排出と Halden 効果
B.肺胞換気量と肺胞気 PCO2
C.死  腔
D.動脈血 PCO2 の規定因子
E.呼気終末 CO2 分圧の意味
F.運動と PETCO2

第6章 酸塩基平衡ダイナミズム
1.酸と塩基
2.pH 維持の重要性
3.酸塩基平衡の調節機構
A.体液の化学的な緩衝系による調節
B.呼吸器系よる調節
C.腎による調節
4.二酸化炭素・重炭酸系による pH 緩衝
5.腎臓による調節
A.尿中への酸排泄
B.尿細管内の緩衝
C.HCO3‐の再呼吸
6.酸塩基ダイナミズムの障害
A.呼吸性アシドーシス
B.呼吸性アルカローシス
C.代謝性アシドーシス
D.アニオンギャップ
E.代謝性アルカローシス
7.混合性の酸塩基平衡障害

第7章 呼吸調節ダイナミズム
1.呼吸の調節
2.呼吸中枢の化学受容野
A.中枢性化学受容野の刺激
B.肺胞換気量に及ぼす PaCO2 と pH の影響
3.末梢性化学受容器による調節
4.PaCO2,Pao2,pH の総合的作用

第8章 循環のベーシック
1.循環の構成要素
2.心筋の収縮弛緩メカニズム
3.血管の収縮弛緩メカニズム
4.心 周 期
5.心臓の収縮特性
A.心筋の短縮距離の決定因子
B.心室の収縮性
6.心臓の拡張特性
7.血  圧
A.圧 分 布
B.血圧の規定因子
C.脈  圧
8.自律神経
A.交感神経系と副交感神経系
B.交感神経終末のノルアドレナリン分泌
C.副交感神経終末のアセチルコリン分泌
9.体  液
A.体液分布
B.電解質組成
C.微小循環での液体交換

第9章 静脈還流からみた循環系ダイナミズム
1.静脈還流
A.静脈還流曲線
B.平均体血管充満圧
C.負荷血液量
D.血管容量の能動的調節
E.血管容量の受動的血流効果
F.動脈系による静脈還流量変化
G.筋ポンプ(muscle pump)

第10章 心室圧-容積関係からみた循環系ダイナミズム
1.心室圧-容積関係
2.左心室圧-容積関係と負荷条件
3.心室-動静脈血管系の結合
4.心収縮性,前負荷,後負荷と1回拍出量
5.心室圧-容積関係からみた左室機能障害
6.閉鎖系としての力学的循環ダイナミズム

第11章 循環調節ダイナミズム
1.神経性循環調節
A.自律神経系
B.圧受容器反射
2.体液性循環調節
A.レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系
B.ナトリウム利尿ペプチド
C.パソプレシン,抗利尿ホルモン(ADH)
3.出血時の循環調節機構
4.急性低酸素血症時の循環応答
A.臓器による反応の違い
B.ヒトの低酸素血症時の環境変化

第12章 局所血流と臓器血流
1.自律神経性局所血流調節
A.各受容体刺激と情報伝達
B.血管内皮による調節
C.臓器血流の自己調節能(autoregulation)
D.交感神経活動の亢進に対する反応の相違
E.臓器血流分布
2.各臓器循環の特徴
A.脳循環
B.冠循環
C.肝循環
D.腎循環
E.骨格筋循環
F.皮膚循環

第13章 呼吸・循環の相互作用
1.呼吸による循環変化
A.呼吸様式と静脈還流
B.自然呼吸が循環へ及ぼす影響
C.人工換気が循環へ及ぼす影響
2.肺疾患による循環動態の変化
A.肺 性 心
B.肺塞栓症による循環不全と低酸素血症
3.左心不全による呼吸機能障害
A.左心不全の肺機能への影響と症状
B.左心不全に対する陽圧換気の効果

第14章 呼吸・循環のモニタリング
1.麻酔・集中治療のためのモニタリング
A.酸素化のモニタリング
B.換気ダイナミズムのモニタリング
C.圧-容量曲線
D.流量-容量曲線
E.循環のモニタリング
F.酸素需給バランスのモニタリング

第15章 呼吸管理
1.呼吸療法の基本的考え方
2.酸素療法
A.酸素療法の目的と開始基準
B.酸素療法の前に肺胞低換気を識別
C.酸素投与の実際
D.酸素療法の問題点
E.至適な酸素濃度
3.人工呼吸管理
A.非侵襲的陽圧換気(NPPV)
B.人工呼吸(挿管下機械的人工呼吸)

第16章 周術期の輸液・循環管理
1.循環管理の基本
2.輸液管理
A.生理的な水電解質バランス
B.輸液製剤の種類
C.循環血液容量不足に対する輸液療法
D.グリコカリックスを考慮した輸液療法
E.制限的輸液管理と目標指向型循環管理
F.交感神経ブロックと輸液管理
G.酸素運搬からみた輸液・輸血療法

第17章 心不全の病態と管理
1.心不全の病態
A.心不全とは
B.収縮不全の有無による心不全分類
2.心不全の治療
A.心不全と負荷軽減療法
B.急性心不全の治療
C.急性心不全の臨床評価と治療
3.急性心不全に対する補助循環
A.大動脈内バルーンバンピング法(IABP)
B.経皮的心肺補助(PCPS)
C.補助人工心臓

第18章 呼吸・循環の臨床的重症度評価,術前評価
1.臨床的重症度評価
A.身体的重症度分類
B.ASA の全身状態分類
2.術前の呼吸機能評価
A.患者因子
B.手術麻酔関連因子
C.スパイロメトリーと血液ガスの術前評価
D.胸部外科手術の術前評価;術後残存が1秒量
E.胸部外科手術の術前評価;肺循環系評価
4.術前の循環機能評価
A.Goldman のリスク分類
B.Goldman から ACC/AHA のガイドラインまで
C.ACC/AHA の周術期心血管評価ガイドライン

第19章 周術期の呼吸・循環ダイナミズム急変時の対応
1.気道確保困難への対応
2.挿管困難への対応
3.低酸素血症への対応
4.血圧低下への対応
5.出血への対応
6.アナフィラキシーショックへの対応
7.不整脈(頻拍性,徐脈性)への対応
8.心筋虚血への対応
9.肺塞栓への対応
10.高血圧への対応

付録
呼吸・循環ダイナミズムに関連する薬剤一覧

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